診療内容

整形外科について

整形外科

当院の整形外科は常勤1名と非常勤2名で診療を行っております。それぞれ脊椎・膝関節・手の外科の専門医がおり様々な疾患に対応できるようになっています。

膝や腰の痛み、手足の神経痛など運動器疾患のほかに切り傷や骨折、捻挫、打撲、骨粗鬆症などを取り扱っています。

運動器疾患といってもわかりにくいかもしれませんが、けがをしていないのに首や腰が痛い、膝や肘が痛いなどの症状がでます。主には加齢が原因で関節が変形してしまうことにより出現します。加齢による変形を止めることはできませんが治療を行うことで少しでも快適に生活できるようになります。

運動器疾患は加齢のほかにもさまざまな原因があり内服薬や注射、物理療法機器による疼痛緩和のほかにも3名の理学療法士とともに協力し痛みをやわらげ、いろいろな保存療法を患者様のニーズに合わせ組み合わせを行っています。手術適応も決して病気のみでなく、患者様の状態に合わせ決めつけることのないように心がけて診察を行い、もちろん手術時期を逃さないよう、必要があれば直ちに近隣病院と連携をとっていきます。

各種骨折に関しては、重症の骨折でない場合には手術を行っています。大腿骨骨折や手首・足首の骨折を主に扱っており、手術後のリハビリテーションと外来での経過観察、骨粗鬆症の治療を一貫して行うことができます。手術により体力が落ち在宅復帰が困難になった場合には回復期リハビリテーション病院と連携をとり円滑に長期にリハビリテーションが行えるよう社会福祉士とともにサポートいたします。

また、木曜日の手の外科診察では手根管症候群・肘部管症候群などの手のしびれを起こす病気やばね指、ドケルバン病などの腱鞘炎に特化した診療を行っており、手術にも対応しております。手の症状でお困りのかたは是非受診してください。

骨粗鬆症は高齢化社会になるにつれて多くの方が罹患する病気です。当院では増加傾向にある骨粗鬆症の診断をより正確に行えるよう、2022年2月より新しい機械を導入しました。これにより血液検査と組み合わせ数多くある骨粗鬆症治療薬を適切に選択できるようになりました。大腿骨頸部骨折や脊椎圧迫骨折を起こしたことがある方、75歳以上の方は骨粗鬆症の可能性がありますので是非整形外科を受診してください。

体に痛みをお持ちの患者様やお怪我をされた患者様の痛みを少しでも和らげ少しでも生活が楽になるように貢献したいと思います。

担当医紹介

担当医

• 整形外科

小山亮太

平成21年　聖マリアンナ医科大学医学部卒

保有資格

・日本整形外科学会　整形外科専門医
・医学博士

• 整形外科

石森 光一

平成21年　聖マリアンナ医科大学卒

保有資格

・日本整形外科学会　整形外科専門医

診療時間

主な対象疾患

• 関節疾患
  変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、変形性膝関節症、大腿骨穎部壊死、関節リウマチ
• 脊椎疾患
  腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、頚椎症、頚椎後縦靭帯骨化症
• 外傷
  大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近位端骨折、足関節骨折、鎖骨骨折などすべての四肢骨折、脱臼、靭帯損傷
• その他の疾患
  骨粗髪症、肩関節周囲炎、腱鞘炎、手根管症候群、上腕骨外顆炎などのすべての整形外科疾患