一般病棟:49床、療養病棟:50床の入院施設があります
入院にあたっては外来にて診察を受けて頂き、主治医と相談の上決定されます。
但し、諸事情により外来の診察を受ける前に事前相談も受付しております。
例えば 遠方の病院より転医を希望される場合などはベッドの空き状況や担当科医師の休診など、事前に確認又は相談が必要になります。
入院に対しての不安な点などを含めお気軽にご相談ください。
入院案内~入院から退院まで
入院手続きについて
入院されることになりましたら、1階 入退院受付で次の手続きをなさってください。
休日や時間外に入院された方は、正規の手続きがとれませんので、翌日改めてお願いします。
(後日でも構いませんが、印鑑をお持ちください。)
1.入院時には下記の必要な書類を提出していただきます。
- 保険証
- 医療受給者証(お持ちの場合)
- 生活保護の方は、要否意見書、または治療依頼連絡表
- 労災保険の方は、療養の給付請求書
- その他、関係書類を後日に提出されますと、提出前の分については、その取扱いができなくなる場合があります。
- 途中で保険の変更などの取り扱いがある場合は事前にお申し出ください。
2.入院保証書
連帯保証人の方は、近郊在住の独立の生計を営む身元確実な成年の方にお願いします。
3.入院時間
原則として9:30~10:30の間にお願いします。止むを得ない時は入院係へご連絡ください。
尚、病棟の都合で午後になる場合があります。但し、急病人の場合は除きます。
入院費用について
- 入院治療費は、社保、国保、自費などの取り扱いにより負担額が異なります。
- 入院治療費の計算は、毎月(月末)締切りになっています。お支払いは、1階の会計でお願いします。
取り扱い時間は、下記のとおりです。
【お取り扱い時間】
平 日:9時 ~ 18時まで
土曜日:9時 ~ 13時まで
入院について
- 携帯品は必要最小限にとどめて下さい。パジャマ・寝巻き・タオル類はレンタル可能です。
- 洗面用具・ティッシュ・室内履きはご用意ください。
- オムツの使用については、当院にご用意がございます。
- 治療によってご用意いただく品もありますので看護師の指示に従って下さい。
- 寝具:病院でご用意いたしますのでお持ち頂く必要はございません。
- 看護:入院中は看護師がお世話致しますので安心してお任せ下さい。
- 食事:患者様の病状に応じた食事をご用意いたします。
食物の持ち込みは禁止しております。
→ただし治療上、持ち込みを依頼する場合もあります。
【配膳時間】
朝 食 昼 食 夕 食
8:00 12:00 18:00
- 医療または管理上の必要性により、病室・病棟を移っていただくことがありますのでご了承ください。
入院中のご注意
ご入院中は、医師、看護師の指示に従い、次の事項にご留意ください。
- 散歩、運動、入浴など、指示に従ってください。
- みだりに他の病室、診察室、スタッフステーション、などに出入りしないでください。
- テレビ、ラジオの視聴は他に迷惑のかからないよう大部屋の場合、必ずイヤホンを使用してください。
テレビは、1枚 1,000円のテレビカードを購入して使用してください。
(スタッフステーション前のラウンジ内に販売機あり)
尚、冷蔵庫も使用可能です。
- 病室内は常に清潔を保ち、必要以外のものは置かないでください。
- 病室内での私物の電熱器などの火気の使用を固くお断りします。
- 許可のない飲食及び服薬などはしないでください。
- 外出、外泊の場合は、事前に看護師を通じて医師の許可を受けてください。
- 消灯時間は21:00です。その後の点灯、談話などはお控えください。
- 当院の敷地内は全面禁煙です。
以上、各項目につき医師、看護師の注意をお聞きいただけないときは退院していただくことがあります。
※盗難のおそれがありますので、貴重品や金銭についてはご注意ください。病室を空けるときは特にご注意ください。
退院手続きについて
担当医より「退院許可」が出ますと退院となります。
- 退院会計の準備が出来次第ご連絡致しますので、病室にてお待ちください。
- 退院時の精算は、病室にて請求書を受け取り、1階の会計でお支払いを済ませてください。
「前回分までの診療費が未精算の方」は、一緒に精算願います。
- 精算が済みましたら、医師、病棟看護師の指示に従ってご退院ください。
その他
- 入院療養についてのご相談は、医師又は看護師にお申し出ください。
- 入院費用についてのご相談は、1階入退院受付にお申し出ください。
- 携帯電話は医療機器に影響があるので、使用可能エリア以外での使用はできません。
公衆電話もご利用いただけます。
- 理髪のご用は、看護師までお申し出ください。
- 当院では、医療安全管理、院内感染対策、褥瘡対策に関する体制を整備しております。
またNST(栄養サポートチーム)は稼働施設として日本静脈経腸栄養学会に認定されています。
ご相談は、スタッフステーション又は、1階受付にてお受け致しますので、ご遠慮なくお申し出ください。
- 栄養相談
糖尿病、腎疾患等の栄養相談は医師の指示により、栄養士が食事指導をいたします。
- 駐車場について
駐車場は外来患者様用の為、入院中のご利用は、ご遠慮願います。
面会について
面会に関するご注意
- 診療及び管理の上から面会時間は次のように定めてありますのでご協力ください。
- 12歳以上の親族の方 1回15分程度 3名までとなります。
- 長時間の面会は患者様の疲労を増すことになりますからご遠慮ください。
- 面会は病棟スタッフステーションに申し出てご面会ください。
- 病室内への飲食の持ち込みはご遠慮ください。
- 生花の持ち込みはご遠慮ください。
- 患者様の病状、その他事情により面会をお断りする場合もありますので、あらかじめご了承ください。
- 酒気を帯びての面会はお断りいたします。
- 病院敷地内での喫煙は、堅くお断りいたします。
- 大きな声で話をするようなことはご遠慮ください。
患者様の感染を予防するために、ご協力ください。
- 発熱、咳、のどの痛み、下痢などの症状がある方は面会をご遠慮ください。
- 病室に入る時、帰る時は、手指衛生を実施してください。
- お子様の面会は感染の恐れもありますので、ご遠慮ください。
一般病棟(地域包括ケア病棟)
地域包括ケア病床49床を有し、自宅や施設で療養されている方が体調を崩された時の受け入れや急性期治療を終えて自宅退院を目指す方の受け入れを主にしています。リハビリにも積極的に力を入れ、他職種が協力し良い状態で退院療養できるように努めています、住み慣れた地域で過ごしたいという患者様やご家族の思いを大切にし、リラックスできる環境を心がけております。
地域包括ケア病棟の特徴
- 自宅や施設での急性増悪時の受け入れ、救急患者の受入れが可能
- 急性期治療後の受入れが可能
- 在宅生活への復帰を積極的に支援
- 積極的なリハビリの実施
※地域包括ケア病棟の性質上、重装備が必要な急性期治療や手術が必要とされる場合の入院対応が難しい場合がございます。その場合、地域の連携医療機関へ紹介させていただき、急性期治療及び手術等の対応をいただく場合がございます。急性期治療後は、当院での入院療養も可能です。
病室
広々としたスペースで、患者様、お見舞いに来られた方がリラックスできる空間を心がけています。
病室窓からの自然の採光にも配慮し、心地よく安心して療養していただけます。
各ベットにはテレビなども配置し、病室でありながら患者様一人一人にプライベート空間も大切にしております。
地域包括ケア病棟師長より
地域包括ケア病棟には、内科・外科・整形外科など幅広い疾患の患者様が入院されています。地域に根付いた病院として、他部署と連携を図りながら、ご自宅や施設等とをつなぐ役割を担っています。
スタッフの年齢や過去の経験分野は様々であり、それぞれの知識を活かしながら互いに共有できる点が強みです。ワークライフバランスも大切にし、和やかな雰囲気の病棟です。
そして、入院されるすべてのみなさまへ、温かく思いやりのある看護・介護を心掛けています。また、ご家族の想いに寄り添うことも忘れず、安心安全な医療を提供できるよう日々精進しています。
療養病棟(在宅復帰機能強化加算取得)
療養病棟は、継続的な医療提供が必要とされる慢性期の患者様の長期での受け入れが可能です。また、在宅での療養を希望されるものの自宅や施設での生活には不安が残る方にも安心して療養いただける病棟です。静かな落ち着いた環境で療養生活が送れるよう、ひとり一人の症状、状況に合わせた医療・看護・介護を提供いたします。
療養病棟では次の状態の方も対応しています
- 気管切開が行われている状態(但し、人口呼吸器は不可)
- 酸素療法を実施している状態
- 中心静脈栄養を行っている状態
- ターミナルの状態
- 短期入院でのリハビリが必要な状態(病状・病態により要相談)
食堂・談話室
お食事は患者様のみなさんがここに集まります。
この空間は食事としての機能のほか、レクリエーション、リハビリなど、多種多様の目的に対応すべく設計されています。
右端に見えるのはスタッフステーションです。ナースとワーカーが常に患者様の状態を把握できるようになっております。
4床病室
患者様一人一人がゆったりとした、療養生活をしていただけるようスペースを作ってあります。
個室
それぞれの個室からは、樹木の庭がすぐ目の前に広がります。 療養に適した安らぎが与えられる生活空間です。
樹木の庭
病室からは四季おりおりをあざやかに写し出す樹木の庭が一望できて都会の騒々しさを一瞬にして忘れさせてしまう香りが風とともに舞い込んできます。
療養病棟師長より
森田病院療養病棟は、日々進化しています。患者様も働くスタッフも、いつも同じ状況ではありません。認知症ケアに関しては、患者様の今の症状だけの判断でなく、過去の人柄や生活の情報を得ることを大切にしています。また、自分がみることが全てではなく、スタッフ同士、他職種、何よりも御家族と共に患者様をみて接することが大切だと実感しています。食事、排泄、褥瘡、認知症の関わりは連動していることも体感しています。コロナ禍で面会できない状況で、御家族の心配は計り知れません。患者様の状態を伝えることはもちろん、御家族とのコミュニケーションを大切にしています。患者様に親身に接し、互いのケアを共有し高め合い、患者様・御家族に伝わる看護介護を心掛けています。
入院についての相談(医療連携相談室)
医療連携相談室
【医療相談】
患者様やご家族からの相談窓口として、病気や療養生活に伴って生じる心配事や様々な問題についての相談にのり、解決に向けた取り組みのお手伝いをさせていただきます。
また、患者様やご家族のご希望に沿った必要な制度・サービス等の社会資源を紹介し、制度の活用に繋げられるよう調整しております。
例えば・・
- 退院後の生活に不安がある
- 病気や治療について気になることがある
- 介護が必要になったがどうしたらよいかわからない
- 介護保険や在宅のサービス、社会福祉制度の利用について知りたい
- 医療費や経済的な心配事がある
- 心配事があるが、どこに相談してよいかわからない
このようなご不安がある場合には相談員へご相談ください。
ご相談を希望される場合には、病院にお電話を頂くか、病院スタッフまでお声掛けください。
お問い合わせ先
医療連携相談室 TEL:042-784-4114(代表)
<電話受付時間>
平日(月曜日~金曜日)9:00-17:00
土曜日 9:00~12:00